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きれいな色の押し花の作り方
このページでは、押し花キットを使って、手頃で簡単に色鮮やかな押し花を作る方法を紹介しています。本格的で大量に押し花を作る方法は こちら の【沢山作る方法】をご参照下さい。
○いきなり難しい花は避けて慣れてからチャレンジしましょう。
・胡蝶蘭の様な蘭系統の花は、ただ押しただけでは細胞が壊れながらて乾くので、透き通ってしまいます。
・カサブランカなど大型で水分の多い種類は、途中で乾燥シートの交換が必要になります。
・白い花は注意が必要です。生花のとき傷があったり湿った乾燥シートを使うと茶色く仕上がります。
・サボテン系の花は花弁が分厚そうでも水分が多く、押し花にすると薄くなってしまいます。
○時間に余裕があれば、下準備をしましょう。
・つくしの穂やバラのつぼみなどは、カッターで半分に割いて乾きやすくします。
分厚い葉などはサンドペーパで裏に傷をつけて乾きやすくします。
・乾いたあとでは表情がつけられないので、生の段階で指先で強く摘んで花が開いた様にしたり横から見て開いた様にしたりして、それぞれに表情をつけておくとあとで重宝します。
押し花の作り方(押し花キット編)
1:乾燥シートの上にウレタンスポンジを置きます。
2:その上に合成薄紙を重ねて、その上に花を並べます。
★花が重ならないように

3:花を並べた上に合成薄紙を重ねます。
4:その上にウレタンスポンジ、乾燥シートの順で重ねてゆきます。 

5:上の順で重ねてサンドイッチ状態のものを作ります。
(Mは4段、Lは8段)

6:花を挟んだまま容器の中に入れます。
7:上から付属の押さえスポンジを重ねます。
★このとき4段も作らず押さえスポンジが容器から上へ出ていない状態の場合は、新聞紙を折って重ね、厚みをもたせた後上から押さえスポンジを置きます。

8:ふたで押さえ込みながら4カ所の止め金具を閉めます。
 ★重石で腰を痛める心配もありません。
 ★野外でも使用できます。

9:植物のもつ水分にもよりますが、5日〜7日で綺麗な押し花が出来上がります。
10:植物の乾燥状態が悪い(部分的にパリッとしていない)のに乾燥シートが「べたっ」となった状態であれば、乾燥シートを再生して再度挟み数日間挟んでおきます。
乾燥シートの再生
押し花キットには電子レンジで一度に10枚まで立てて乾燥させることができる、乾燥台がセットされてます。
電子レンジの高さが足りない場合はターンテーブルを一時的に取ってご使用下さい。

電子レンジで【1分間温める】【外で冷ます】を3回繰り返すと「パリッ」と再生完了です。
電子レンジではなく、アイロンを使用する場合は中温で焦げない程度に暖めながら水分を取り除いて下さい。

その他、押し花シート再生剤(押し花保存用石灰系乾燥剤)100gを1枚に1個一緒に入れて密閉しておくと約3週間で完全再生されます。
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